宮地嶽神社
ひとこと
福岡県福津市の旧県社で、宮地嶽三柱大神を祀る。神域は広大で、神社奥の宮には国宝指定の金銅製の冠などが出土した古墳があるなど、古くから信仰の中心であったことが知られます。
車椅子で行くときのポイント
- 表参道は階段につき、土産(「松ヶ枝餅」が有名)・懐石料理店「四季酔亭・宮地館」の角を左折し、裏参道の坂道を進みます。
- 境内は楼門左側にスロープがついており、平坦な石畳を通って本殿手前まで移動できます。ただし、賽銭箱は本殿階段の上のため、車いすでは移動困難です。
- 第一駐車場のほか、境内の楼門付近、奥の宮参道入口に身障者用トイレがあります。一般のトイレと入口は同じで、中に身障者用の個室があるタイプですので迷わないようにしてください。
- 奥の宮「不動神社」の表参道は突き当たりが石階段となっています。表参道入口にある鳥居を左折して裏参道の坂道を進み、途中で丸塚古墳の脇の砂利道を進むと「不動神社」まで段差なしで移動できます。(ただし、排水溝のグレーチングなど、移動に支障ない程度の段差はあります。)
概要
福岡県福津市、宮地岳の南麓にある旧県社で、息長足毘売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村(かつむら)大神、勝頼(かつより)大神を祀っています。
社伝によると、神功皇后が宮地嶽山上で宗像三神に祈願し、その際勝村・勝頼の二神が随行していたことから、この3柱を宮地嶽三柱大神と称し、以来開運の神として崇めたといいます。
奥の宮にあたる古墳からは、精巧な透かし彫りのある金銅製の宝冠や馬具などが出土しており、国宝にも指定されるなど、古くから玄界灘周辺の信仰の中心であったことがうかがえます。
宮地嶽神社 | |
---|---|
御祭神 | 息長足毘売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村(かつむら)大神、勝頼(かつより)大神 |
所在地 | 福岡県福津市宮司元町7?1 |
交通 | 九州自動車道「古賀IC」から国道3号経由、車で約15分 JR「福間駅」から西鉄バス経由で約5分、「宮地丘宮前」下車、徒歩約5分(なお、初詣時期などは臨時バス運行あり) |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 県道502号沿いほか神社周辺に無料駐車場(約700台)あり。駐車場入口には看板がある。 |
公式サイト | http://www.miyajidake.or.jp/ |
連絡先 | 宮地嶽神社 0940-52-0016 |
みどころ